第6回 1級(過去問題)

※正解:黄色選択肢

設問1

下図の点Pを始点として、工具中心が下図のように右回りで点Pに戻るのに適切なNCプログラムはどれでしょうか。

設問2

ステッピングモータとボールねじを組み合わせて、ステージを移動させる1軸の移動機構を構成しました。ステージの移動量を実測したところ、目標とするステージの移動量に対して偏差がありました。偏差の原因として不適切なものはどれでしょうか。

設問3

切削加工において、一般的に切削速度が低速時に支配的となる工具摩耗の種類は、次のうちどれでしょうか。

設問4

マシニングセンタで加工により発生する、”長い切りくず”の排出に適したチップコンベアはどれでしょうか。

設問5

数値制御工作機械を輸出する際に必要な手続きにおいて、性能や仕様の中で関係のない項目は以下のうちどれでしょうか。

設問6

数値制御装置がもつ補正機能のうち、円運動精度の向上に寄与しないものはどれでしょうか。

設問7

ボールねじを用いた送り駆動系において、ボールねじの軸方向位置を拘束するために用いられる軸受の種類は何ですか。

設問8

通常研削の数十から数千倍の切込み深さを与え、且つ工作物速度を極端に遅くし、工作物を1パスにて加工する研削方法はどれでしょうか。

設問9

近年の工作機械では、リニアモータを採用した直動駆動方式が増えつつあります。このリニアモータを採用する利点として、正しくないものはどれでしょうか。

設問10

工作機械の構造体は、環境温度の変化や、工作機械のモータ等の発熱によって、熱変形し、それが加工誤差の要因のひとつとなります。工作機械の構造体の大部分は鋳鉄で作られていることが多いですが、1メートルの長さの鋳鉄の温度が1℃変化すると、おおよそ何ミリメートル長さが変化するでしょうか。

設問11

NC工作機械の送りサーボ系において、モータの高速・高精度な制御を目指して、NC装置からの指令に対する追従性を向上するため、フィードバック制御に加えて用いられる制御として適切なものはどれでしょうか。

設問12

工作機械でも油圧レス化が進んでいますが、大きな力を必要とする主軸の工具クランプやテーブルのUP/DOWNにはまだ油圧が必要です。油圧ホースは圧力がかかると長さが変化しますが、設計時にどれぐらいの変化を考慮すべきですか。

設問13

工作機械の主軸バランシングの目安として推奨される、ISOの”つりあい良さの等級”はどれですか。

設問14

案内面の評価項目「運動の真直度と微小うねり」を測定するための測定器はどれでしょうか。

設問15

工作機械の主軸では、軸受の発熱と温度上昇を抑えるため、最適な潤滑方式を選択する必要があります。その選択指標として用いられる値はどれでしょうか。

設問16

NCプログラムの準備機能(Gコード)は、アドレスGとそれに続く数値によって指定され、そのブロックのみに有効なワンショットコードと、他のGコードが指定されるまで有効なモーダルコードがあります。次のGコードうち、ワンショットコードはどれでしょうか。

設問17

工作機械主軸に使われる軸受で、一般に軸の位置を検出する非接触センサを近傍に配置し、検出された位置信号により軸の位置が一定となるように制御する軸受を何と呼ぶでしょうか。

設問18

一般の回転軸には,自重によるたわみや曲がり、取付誤差などが必ずあり、非常に大きな振動が発生する危険速度が存在します。ボールねじの危険速度の説明として誤っているのはどれでしょうか。

設問19

工作機械のびびり振動の抑制に効果のある案内面は次のどれでしょうか。

設問20

正確な位置決めを行うには、精度の高い位置測定ができなければなりません。「測定される品物と基準尺とは測定方向に対し、一直線上に配置しなければならない」という原理を、何というでしょうか。
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