第2回 初級 ヒント集 その14

3Dプリンタ《問題10 参考》

紙にインクで印刷するように原料を液状にして絞り出したり、粉末状の材料にレーザを照射して焼き固めて(焼結)一層ずつ積み重ねることで任意の立体にする3Dプリンタ(積層造形)は、今日では原料が樹脂である個人のホビー用から、金属(金属粉)を原料とした産業用まで多くの装置が開発されています。

米国規格団体であるASTM Internationalによれば、付加製造(Additive Manufacturing )の定義は「材料を付着することによって物体を三次元形状の数値表現から作成するプロセス。多くの場合、層の上に層を積むことによって実現され、除去的な製造方法とは対照的なもの。」とし、付加製造の多くは一層ずつ積層していく積層造形(Layer Manufacturing)であるとしています。

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